この暮らしの豊かさは・・・

f:id:yadokarinomagnus:20191101062915j:plain

なんて豊かな暮らし方をしているんだろう。

毎週の日曜日に、私は近くの市場のお花屋さんに行って、バラ一本を頂きます。そして、ついでに、隣のお店で、人参とほうれん草もいただきます。大好きなアーモンドもそこでいただく時があるが、今回は代わりに、特別に、秋のとっておきの恵み、柿を頂くことにしました。そして、うちに帰ったら、その日の晩ご飯となる、お野菜たっぷりレモン粥の支度をします。煮込み終えるまでは一時間ほどかかりますから、出来上がるのを待っている間、私はしばらくベッドで横になります。朝の草木はもうきらきらした霜に覆われているほど冷え込んでいるから、部屋の中でも少し涼しい。そのときは私の宝物でもある、羊の温かい羊毛製の毛布が便利で、それに自分を包まれます。

そして、そのときには思う訳。

「なんてぜいたくな暮らしだろう。」

「この豊かさって、いったい何だろう。」

「どうしてこうなっているんだろう。または、誰のおかげで?」

「私にはちゃんとした、感謝の意識があるのかな。」

アーモンドや柿をくれたその特定の木のために、私は何もやってあげられていないのではないかと、その時に気づいたんだ。ただひたすらに一方的に命のある自然豊かな生き物の恵みをいただいているだけなのではないか。または、大好きなその羊毛製の毛布もどこかのある羊の存在のおかげ様でできているんだね。もちろん、毛布を買ったときにお金の一分はその羊のお世話をしてくれる農家さんの方へ行くんだろうが、その特定の羊のために私は直接に何もしてあげられていません。しかも、体からその羊毛を取って良いかどうか、聞いていません。ただ勝手に、自分にとって都合の良いように。

そういえば、寝るときに使う布団もどうしてこんなにあったかくて柔らかいんだろう。何が入っているんだろう。ラベルを読んでみると、どうやらガチョウの羽だそうです。それも同じように、取って良いかどうかという問題はもちろんあるが、羊の羊毛の場合よりも大変なことかもしれない。もしかして、こんなりっぱな布団を作るには何匹もの鵞鳥の命がかかったのかな。羊の羊毛を取るのとはちがって、鳥の羽を取るのはだいたい命を奪ってからやるのが普通なのではないかな。だから、本当に「ごめんなさい。」でも、やっぱり、「ありがたい。」なければ、こんなあったかくて心地の良い布団が出来る訳ないからです。これはこの世界の厳しさと醜くさでもあれば、豊かさと美しさでもある。ただ、これらのことを軽く、当たり前に思っては行けないなぁと思います。しかも、私にはその当たり前の心はやっぱりあると、このとき気付き、自分にこんな大切なことを忘れないように、この文を書くことにしたんだ。

つまり、私にこんな豊かな暮らし方ができているのは、動物たちのお蔭様でもあれば、植物たちのお蔭さまでもある。そういえば、木の身でできているものも山ほどあるのでしょう。部屋の中を見ているだけでも、ベッド、机、椅子、本棚、しかも床や天井の板や建物そのものまで。でもそれだけじゃありません。トイレットペーパーやティッシュペーパー、ノートのページなど、全部、命のあった木の身でできてますよね。そんなこと、私は普段十分に深く意識していなくて、中途半端な感謝の程度で当たり前のように使っていることが多いんだ。それはやっぱり、行けないなぁと思います。

要するに、私の暮らしの豊かさは数多くのもののお蔭様で成り立っています。命のあった羊や鵞鳥。レモンやアーモンドの木。しかも食用のお肉になってしまう多くの動物たち。そして、このすべてを可能にしてくれる、地球のお母さま。太陽。そして、神。

それで、しばらくこんなことについて考えたり、文を書いたり、私には何か変化ありましたか?うん、ありました。例えば、鼻をティッシュペーパーでかむときは小さなお辞儀をしながら、「ありがとう。命を~」とその木の方へ感謝の気持ちを送るようにします。または、外から来て、羊毛製であるマフラーやニット帽子を脱ぐときには似たように、「ありがとう。」と羊毛の良い匂いを吸いながら感謝の気持ちをその羊に送ろうと。または、羊毛の毛布は使っていないとき、きれいに畳むようになりました。他にも私にできることを考えてみると、やっぱり「もの」を大切にすることなのではないかな。つまり、私が持っている、大地の恵みで出来ているものをきれいに洗ったり、畳んだり、直したりすること。そして、新しいものをできるだけ買わなくて、中古のものを探したり、または既に持っているものを工夫して使ったり、直したりすることなど。しかも、命のあったものを必要以上いただかないこと。ただ「うまいから」って大量を食べたりするのはやっぱり抵抗を感じさせます。

このように、私はこれだけたくさん豊かなものを頂いているから、やっぱり世界にその「恩」を返さなくてはなりません。このときは魔女の宅急便のキキの言葉を思い出す。

「お金だけもらえないよ。私うんと働くから!」

私もそういう気持ちで、こんな豊かな暮らしの御恩を少しでも返せるようになるように、頑張っていきます。うんと働くよ。(^-^)

 

 

ゆかりの地

f:id:yadokarinomagnus:20190813043916j:plain

新しいアパートへの引っ越しはこれでなんとなく無事に済みましたから、久しぶりに落ち着いたお茶の時間ができました。

それで、筆を取り、自分にとっての日本のゆかりの地をどんどん書いて行きました。


なんとなく湯布院を先に書きました。ある時は別府から由布院まで歩いてきたことがあるんだ。冷たい雨の秋の日でした。でも、紅葉🍁がとっても綺麗で張り切っていました。そして、着いたときに頂いたとり天定食とそのお店のおばあさん👵との出会いと話しは忘れないよ。ぎゅっとあったまりました。

その後は何度も来て(バスでね)、湯布院のどんぐりの森や、面白い雑貨店や素敵なカフェーも訪ねて、しかも温泉にも入る、いや〜、素敵な連れいればどれだけ最高だろうこの街、だとも思いましたよ(笑)。川も山も橋なんでも最高に霞んで見えた。


東北といえばやっぱり長くボランティアの経験関係石巻市の思い出が一番強い。


そして、すっかり書き忘れたが、奈良公園も良い思い出がいっぱいだ(^_^)。

「愛しているよ」

f:id:yadokarinomagnus:20190724032902j:plain

お母さま。

いよいよ言えるようになったんだ。

以前の私だと、たまには「好きだよ」とか、直接には言えたけど、まったく遠慮もせずに「愛してるよ」とは、なかなか言えませんでした。

 

それでは、どうしてそう言えるようになれたのか、説明しましょう。

 

実、僕にはこの一年間、大変体調を崩している経験があります。それは、シンプルに言えば、ストレスと合っていない食生活が原因で、お腹を壊してしまったり、筋肉に炎症かかったり、大変やせてしまったりもしました。体がこうして弱まっていきながら、だんだん寝たきりのままの日々になってしまったのだ。それで、お買い物、料理、お掃除などは、とてもできなくなりました。歩くと足も痛んで、外出をするのもほぼありませんでした。そこで、一人で暮らしている私にはお母さんに頼ることになりました。

一日も寝たきりのままだったから、一番難しいのは睡眠に入ることだった。やっぱり、ずっと休んでいると、夜が来ても睡眠には入りにくかったです、どうしても。それはもちろん色んな症状もあったからです。お腹の激しい問題ということで、目を閉じてみるだけで、心臓が止まりそうであったり、息が吸えなかったりすることもよくありました。それで、眠れようとしたときはとても不安だった。目閉じれば、これで心臓が止まって、意識をなくして死んでゆくのか、それともいよいよい眠りに入れるのか、まったく分からないままで、目を閉じてみました。そして、翌朝起きたら、すごく、言葉にもできないぐらいホッとしました。「まだ生きているんだ!」と涙も流しながら感謝したりもしました。そんな日々は去年の秋の頃長く続いた。

 

そんな日々の中で、お母さんは三日にせめて一度私のアパートを訪ねて、世話をしてくれました。そのとき、クリスマス大好きのお母さんはよくクリスマスの祝いの楽しみのことを話しました。それを聞いて、次の日さえあるかどうかを本気で疑っていた私は、お母さんには見られないように、顔と目を反らして涙も流していたと覚えます。だって、クリスマスって、あまりにも遠い話でありそうだったから。

 

でも、冬を耐え、春も来て、日が空の上空をだんだん高く昇っていく中、体調も少しよくなりました。そして、今の真夏の私は、お買い物や料理、お掃除などを一人でできるようにもなってきました。しかも、来週は新しいアパートにも引っ越し、来月の末にはやがていよいよい、日本語を教えることとして仕事がまたできるようにはなりそうだ。嬉しいよ。とても。

 

では、どうして「愛しているよ」って言えるようになれたって話に戻りましょう。もひろん、長い間お世話になっていたこともお母さんに対しての感謝の気持ちを深めました。でも、それよりも、僕たちには最高の宝物でもある、あまりにも貴重なこの「今」しかないんだと、深いところまで実感してきたからです。つまり、私の場合だと、次の日があるかどうか、または、次に会えるかどうか、そんなことを本気で疑ったことがあるから、あまりにも貴重なこの「今」を大切にしようと、大事なことはできるだけ直接に言えるようになったんだ。

 

でもよ、こんな経験をしなくても、大切なことは今の内に大切な人に伝えるべきだと思います。だって、次の再会があるのを当たり前に思ってはいけませんよ。思ってはいけないよ。だから、この文章を読んでくれているあなたにもそうしてほしいなぁと、思っています。自分のご両親や恋人、または兄弟や祖父、自分にとってかけがえのない大切な人、やっぱり今のうちに、「愛しているよ」って言ってあげようね。たまには、そうしてみようね。

 

そして、愛情の気持ちのことだけじゃなくて、例えば仕事場のメーティングの中でも、自分のずっと提案したかったアイデアをどんどん提案してみようね。「明日」や「また今度」ではなくて、最高の宝物であるこの「今」を使いましょうね。だって、人生を振り替えてみるとやっぱり、「やって後悔」よりは「やらなくて後悔」の方がずっと多いと思うんだ。

 

ありがとう・・・・・ありがたい・・・・・お母さま・・・・忘れない・・・・愛しているよ。

 

そして、あまりにも貴重なこの「今」を使って、私のでたらめな日本語の文章をこれで最後まで読んでくれて、本当にありがとうね。Tusen hjertelig takk!

大好きな音楽家

Yiruma

韓国出身の若いピアノの作曲家です。

f:id:yadokarinomagnus:20190721032856j:plain

私は高校生のときからずっと大好きだった、彼の落ち着いた音楽。

二つ代表的な曲はこちらへどうぞ~

https://www.youtube.com/watch?v=BbgEqYJOaQ4

 

Brian Crain

f:id:yadokarinomagnus:20190721032840j:plain

こちらはカナダ出身の、またピアノのとても落ち着いてる作曲家です。

スタイルとしては、相当穏やかで、聞きすぎると眠くもなります(笑)

一番好きなのはやっぱりこの曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=DNVY0UjcBjE

他にも、Moonlight SonataとSong of the heartをすすめします。他にも素敵な曲は山のようにあるんだよ、だから、気にいてくれた人はどうぞご自分で、Youtubeで見てごらんなさい。

 

Josh Groban

こちらはアメリカ出身の、声がすごい、男性の歌手です。

f:id:yadokarinomagnus:20190721032630j:plain

Les Miserabeles という映画の主題曲などをやっていましたよ。

素敵な歌はたくさんあるんだけど、取り合えずこの二曲をすすめたいです。

 https://www.youtube.com/watch?v=L9FA9U4s3Tghttps://www.youtube.com/watch?v=gBEI1F22uqE

彼の声はほんとうに、豊かでパワーと情熱で溢れていると言えます。私はよくその声の特性と、歌詞のメッセージの合わせで感動します。

しかも、世界と今の若い世代が抱えている心の不安や色んな問題に関心を持ってきてくれます。

他にも、The mystery of his giftYou are lovedYou raise me upをすすめたいです。

 

Yanni

この方はアメリカ活躍と住まい、グリシャ人の作曲家です。

私はとても好きなんだ。本当に幅広く、多くの人が楽しめる豊かな曲がたくさんあります。

f:id:yadokarinomagnus:20190721032611j:plain

穏やかな曲もあれば、華やかな曲も、力と凄まじいエネルギーに満ちてる曲もいっぱい。でも、曲に合わせて歌詞はないよ。楽器と声をそのままで楽しむんだよ。

この作曲家を私に紹介してくれたのは、中国に住んでたときからの、中国の友人でした。ありがとうね、チペングさん。

山のようにはもちろんあるが、取り合えず今、この曲はおすすめです。

https://www.youtube.com/watch?v=QYY4KfG3mtA

そして、もうあまりにも昔のことだけど、APハウスの世界際のときに、BobというUzbekistan人と私はYANNIUntil the last momentを一緒に演奏したことがあります。

 

Sami Yusuf

f:id:yadokarinomagnus:20190721032543j:plain

中東系のイギリス出身の歌手です。

世界の色んな問題にとても感心を持ってきてくれるし、繊細で豊かな歌詞と声なんで、大好きです。しかも、私のなぜだかわからない、心に不思議な響きを与えてくれるアラビア語で歌ってることも多い。

こちらの曲はとても、とても、おすすめだよ。

https://www.youtube.com/watch?v=Tug63dI4MEY

他にも、Forgotten Promisesが有名で、素敵だと思います。

夏の恵み

Raspberries

ノルウェーの夏はベリーの収穫がとても豊かで、昨日は新鮮なラスベリーをいただきました。

そして、今朝はその残りで初めてラスベリーポッリッジを作って見ました。

イヤー、なんとも言えない、食べたことのなかったおいしさでした(^-^)

「イヤー、生きて良かった!」と、四国で出会った、順路大満足のお遍路さんの言葉を思い出した。

そして、こんな美味しさを誰かに食べさせたいと思った。

やっぱり、美味しいものを他人に分かち合えるのは気持ちを分かち合えるんだね。

しかも、ここでいうのは恥ずかしいが、もし将来に素敵な家族ができたら、これは絶対に食べさせたいとさえ思った(^-^)


作り方は簡単

ラスベリーとインスタント大麦と少し米粉を軽く煮込んで出来上がりだ。お砂糖はもちろん、入れない、要らない。ラスベリーのそのままの酸っぱさを生かすんだよ。それこそが最高に美味しい。


イヤー、幸せものだな私は。

ごちそうさまでした(^-^)。

f:id:yadokarinomagnus:20190718012240j:plain